子どもの手洗いポイントを知る。体験できる石けん手洗い教室。
子どもの手洗いポイントとは。
新型コロナウィルス感染拡大で手洗いの重要性を唱えられている今、石けんの利用を通じて、地域の感染対策のお役に立ちたいと考え、『石けん手洗い教室』をスタートしました。
第1回はフェニックス本社がある奈良県の小学校で5年生の子どもたちに、チャレンジしていただきました。
『手洗い』は感染対策の基本ですが、子どもたちの手洗いがきちんとできているのか先生方もご心配のようです。
子どもの手洗いでは、しっかり洗ったつもりでも、指先や指や爪の間など洗いにくい部位の洗い残しがありがちです。
『石けん手洗い教室』では、こうした『洗い残しポイント』に着目した手洗いの体験授業を行っています。実際の手洗い体験の中で子どもたちが自身で日頃の手洗いの仕方や手洗いの癖などをもう一度見つめ直し、洗い残しのない上手な手洗いを習慣づけていってもらうことができればと思っています。
固形石けんを使用した石けん手洗いですので、ちょっと慣れない石けんの泡立ても体験しながら楽しく取り組んでいただけると思います。
【石けん手洗い教室の概要】
所要時間:30分・40分
人 数:20名〜30名
※洗い残しチェック(40分スケジュールではブラックライトを使用してチェックします。)
手洗いポイントをチェック
キレイに見える手でも、目に見えないバイ菌やウイルスは、いっぱいついているかもしれません。
こどもの手洗いでは、手のひらをこすり合わせて洗っただけで終了ということも。
手のひらだけではなく、ものや顔に触る機会が多く汚れがつきやすい指先や見落としがちな指の間なども気を付けて洗いましょう。
キレイに洗うためには、石けんやハンドソープをしっかり泡立てて洗うことが、汚れを落とすためには大切です。
泡立てが上手にできないと、手洗いそのものも簡単に済ませてしまいがちになってしまいます。
手洗いチェックシートで洗い残ししやすいポイントをていねいに洗いましょう。
いつもあまり洗えていないと思う所に色を塗ってみましょう。手洗いは利き手によっても洗い残しに差がでるようです。右手も左手もきちんと洗えているかもチェックしましょう。
石けん手洗い体験 ★運動場の手洗い場でLet'wash!
今回の手洗い体験は、小学校の運動場にある屋外の手洗い場で行いました。
子供たちが石けんを泡立てやすいように泡立てネットもしっかり準備して。
小学校の運動場にある手洗い場。ここで石けん手洗いの体験を行いました。
まずは石けんの泡立ての練習から。子供たちは普段あまりやり慣れない石けんの泡立てや、泡の感触、香りを楽しみながらの石けん手洗いの体験を行います。
石けんがしっかりと泡立ったら洗い残しポイントに気を付けながら指先、爪の間、指の間、手首なども丁寧に洗えているかな。フェニックスのスタッフと確かめ合って手洗いを行います。
子供たちの感想
この体験についてのアンケートでは『手の洗い方をやさしく教えてくれた』や『今までの手洗いを見直せた』の他、『泡がとても泡立っていいにおいがした』『泡立てるのが楽しかった』など、子供たちからとても嬉しいお声をたくさんいただきました。
ご協力いただいた先生からもこんなコメントが。
「石けんは泡立てている間も手を洗えているし、運動場でいっぱい遊んだ後の土やほこりの汚れもしっかり落とすことができていいですね。」
「屋内の手洗い場では液体のハンドソープを使用し、屋外の手洗い場では石けんをと使い分けるのもいいと思います。」
「子供たちもお家の人に習ってきた手洗いのやり方を教えてあげたそうですよ。」等、嬉しいご報告をいただきました。
そして、後日学校を訪ねてみると・・・
子供たちが、少しでも手洗いが楽しくなるようにと、屋外の手洗い場の水道に素敵な泡立てネットが取り付けてありました。とてもカラフルで使いやすそうです。
手洗い場がパッと明るくなって本当に楽しい気分を誘います。
以来、この手洗い場には石けんの泡立ちや香りが気に入って何度も何度も手洗いをする子供たちもいるそうです。
運動場にある手洗い場にはカラフルな泡立てネットに入った石けんが吊ってありました。
洗い場には『固形せっけんの使い方』の貼り紙も貼ってありました。
私たちはこの小学校に『石けん手洗い教室』をさせていただくことで、ほんの少しの間でしたが、石けんを通して先生方の学校や子供たちへの思いをお聞きし、手洗い体験ではこども達と楽しくふれあうことが出来、本当に良かったと思います。
フェニックスでは「石けん手洗い教室」など石けんに関する活動を通じて、地域の皆様のお役に立ちたいと考えています。
■ 今回使用した石けん