石けんを上手に泡立てるコツ。
泡はしっかり立てた方がよいのは何故?
石けんのパッケージに『石けんをよく泡立ててお使いください。』と書いてあるのを見かけますね。
何故、石けんをよく泡立てないといけないのでしょうか。
よく泡立てることで、どんな良いことがあるのでしょうか。
石けんの泡の働き
石けんの泡はたくさんの空気の粒(気泡)からできています。気泡の表面には、界面活性剤の分子が規則正しく並んでいます。その気泡と気泡の隙間に汚れを吸い寄せる作用があります。石けんをよく泡立てると、細かい気泡がたくさん出来るので、汚れを効率よく落とすことができます。石けんの洗浄効果を十分に発揮させるには『上手に泡立てること』が大切です。
泡立てのコツ
・まずは、流水で手についた汚れをさっと落とします。
・石けんと手を水にくぐらせます。
・手のひら全体で石けんを何度もこすりながら転がして泡をつくります。
・ある程度泡立ったところで、片方の手に泡を寄せ、泡の表面を指先で抹茶を立てるような感じでさらに泡立てます。
この時、空気といっしょに混ぜるようにしましょう。
上手に泡立てることで、皮膚のしわなど細かい部分にも泡がよくいきわたり、少ない摩擦でやさしく洗うことができます。また、石けん泡立て用のネットを使用するとより一層キメ細かい泡を簡単につくることができます。一度お試ししてみてはいかがでしょうか。