「ふろと旅と石けんと、ほん」 奈良県大和郡山市『本屋とほん』さんの企画展
ある日、とほん店主・砂川さんから「皆様石鹸を取り扱えますか?」と私たち(フェニックス)に声を掛けていただいたのが始まりでした。
それから2年余り、コロナの自粛ムードもやっと鎮まり、皆様石鹸の旅ふろカードも70番を超えてきた頃、満を持してのコラボイベント開催となりました。
大和郡山の街並み。そこには、金魚と本屋さんとお風呂屋さんがあります。
『本屋さんに石けん』
これは私たちとって初めての旅。
旅とほん。ふろとほん。石けんとほん。
皆様もこんなひとときを楽しんでみてください。
わたしたち石けんメーカーの思い。皆様石鹸への思い。
人と人が繋がる場所に皆様石鹸があることを願って、大切にしてきた、ひとつひとつの出会い。
扉を開けると拡がる本の世界。
大和郡山の駅前商店街にある、落ち着いた雰囲気が漂う『本屋 とほん』さん。
今年(2024年)の2月に10周年を迎えられました。
店内には店主 砂川氏のセレクトした、素敵な本がところ狭しと並べられ、ふらり立ち寄りたくなる本屋さんです。
お店の中はこの10年間で一番いい香りがしていました。
皆様石鹸の印象や企画展の様子などを砂川様ご夫妻に伺いました。
皆様石鹸との出会いは、銭湯好きの常連のお客さまからSNSの皆様石鹸の投稿を見せてもらい「素敵な石鹸だなあ」と思っていただいたのが最初だったようです。
「この通りは銭湯があって、和菓子屋、呉服店、陶器店などが並ぶ懐かしい街並みが残っていて、そんなレトロな雰囲気が好きな人が多いです。常連のお客さまも、皆様石鹸の販売をとても喜んでくださいました。」と砂川氏。
「企画展の開催中は、お店の中が皆様石鹸の良い香りに包まれていて、お客さまは店に入って来るなり「石けんのいい香りがしますね〜」とおっしゃって、皆様石鹸に興味を持ってくれました。」と奥様の美保子さん。
皆様石鹸のレトロな雰囲気と本屋に漂う甘い香りが相乗効果を生んだようです。
コアなファンもそうじゃない人も楽しめる本の数々。
今回の企画展で砂川氏がセレクトされたのは、『銭湯好きが楽しめそうな本』『お風呂や石けんの登場する本』。気軽に銭湯や石けん楽しめそうな本からコアな本まで隅々楽しめ、銭湯マニアや石鹸マニアでなくても手にとって読んでみたくなります。今回の企画展では、大門湯(おおもんゆ)さんの電気風呂が掲載されている本の話題でお客さまと大盛り上がりしていたそうです。
銭湯を旅する松本康治氏の著書『旅先銭湯』も必見です。
本屋さんでお風呂に入りたくなる。
皆様石鹸に関連するお風呂周りのグッズも今回のお楽しみに加えました。今年、発売したばかりのボディタオルもその一つ。石鹸が入るポケット付きの編み物タオルは銭湯に行く時に便利に持ち運びができるようになっています。他にもオリジナル石けんトレーや泡立てネットなど、お風呂が楽しくなる仲間をご紹介しました。
大和郡山 旧遊郭の残像と大門湯
書店「とほん」を訪ねて
企画展期間中、1日だけ開催されたイベントでは、砂川氏、旅先銭湯の著者松本氏とフェニックスの社長 中野によるトークショーやまち歩きが行われました。
まち歩きでは、代々、郡山に住んでいる方のご案内で、町屋物語館(旧遊郭建築)や源九郎稲荷神社、奈良で一番古い和菓子屋・本家菊屋さんなどをひとしきり巡り、大門湯さんへ。
ゆっくりとお湯に浸かった後は、お向かいにある成駒さんに肴をご用意いただき、中谷酒造柳町醸造所さんでお酒をいただきました。
大門湯さんの旅ふろカード付き
皆様石鹸。取扱No.69
大門湯さんは通りを挟んで斜め向かい側にあるお風呂屋さん。昭和初期に建てられた風情が漂います。大門湯さんの旅ふろカード付き皆様石鹸は、とほんさんでのみ販売しております。 旅ふろカードは69番。
今日もいい湯♨️湧いてます。
『本屋とほん』のしおり付き皆様石鹸。
皆様石鹸の本屋さんデビューの記念に 皆様石鹸のロゴと、とほんさんの新しいロゴをデザインした、しおりを皆様石鹸に付けることにしました。
砂川様ご夫妻からは、『上等なしおりで驚きました。角丸や香りを吸い込みそうな素材も、なんとなく石鹸ぽい色合いも、とてもいい仕上がりですね。』と、喜んでいただけました!
レモン石けんはレモンの本といっしょに。
学校の手洗い場にレモン石けんが赤いネットに入れて吊り下げてある昭和の光景。今も変わらず作り続けているレモン型のレモン石けんは、レモンに関連した本といっしょに並べていただきました。
企画展の最終日は奇しくも京都の書店を舞台にした小説『檸檬』の作者、梶井基次郎氏のご命日だったようです。
皆様石鹸の初めての書店での企画展。
これまで出会えなかった方々との出会いや しおりカードへの試みなど貴重な経験をさせていただきました。2週間の間でしたが、一冊の本を読んだ後のような爽快な後味を残してくれました。
本屋とほん 砂川様ご夫妻に感謝いたします。
とほん店主 砂川氏より
お礼の言葉
店名の「とほん」は「人とほん」「空とほん」「明日とほん」など、
いろいろなものごとに「と、ほん」と繋がっていけたらと思いを込めています。
本屋はどんなものでも馴染むと感じておりますが
石鹸との相性はとても良くて楽しい企画展となりました。
本屋のなかが石鹸の香りに包まれてお風呂上がりのような
気持ち良い気分で営業できました。
ありがとうございました。
本屋とほんのホームページ
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